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月次補助金レポート
2026年8月号

北海トラベル株式会社 御中|レポート生成日:2026年8月1日(金)|調査:ほじょん

📌 今月の要点 — まず動くならこの3つ

  1. Photo Localの本命「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」第1回が8/31受付開始・9/30締切。事業計画書の作り込みが必要(★★★)なので、動くなら今週から。
  2. 賃上げ系が今が旬。北海道の賃上げ環境整備補助金(〜9/30・最大300万円)+国の業務改善助成金(9/1受付開始・最大600万円)は、秋の最低賃金引上げと同じ財布で二段活用できる。
  3. M365移行の経費は「デジタル化・AI導入補助金」第4次(8/25締切)か「札幌市DX・賃上げ加速化補助金」(上限500万円)に乗せられる可能性。経理システム投資は方針どおり2027年度公募に照準、準備は今年度内に。

🔴 締切2ヶ月以内 — 要即対応

5件

2026年10月1日までに締切または受付終了見込みのもの。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回・新事業進出枠)

受付 8/31〜9/30(あと60日) 上限7,000万円・補助率1/2 難易度 ★★★ 専門家必須
今の動きとの接点
旧・事業再構築+ものづくり補助金が2026年6月末に統合された新制度。Photo Localは「既存の旅行業と異なる新市場への進出」という新事業進出枠の定義にそのまま合致する最有力候補。
使うと
開発・立ち上げ費の半分が補助対象になり得る。事業計画書を作る過程で、市場性・収益計画が経営資料としても固まる。
持ち出し試算
例:対象事業費2,000万円 − 補助1,000万円 = 実質負担1,000万円(採択・対象経費認定が前提)。

デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)第4次

締切 8/25 17:00(あと24日) 上限450万円・補助率最大4/5 難易度 ★★☆ 支援事業者経由
今の動きとの接点
M365・SharePoint移行のライセンス費・導入支援費が通常枠の対象になり得る。※Photo Localの自社開発費は原則対象外。
使うと
DX移行のキャッシュアウトを圧縮。交付決定は10/7予定なので、交付決定前に発注した経費は対象外——今後の発注分だけが乗る点に注意。
持ち出し試算
例:対象経費100万円 × 補助1/2 = 実質50万円(枠・要件により率は変動)。

業務改善助成金(賃上げ+設備投資)

9/1受付開始・締切は道最賃発効日前日 上限600万円・補助率3/4〜4/5 難易度 ★★☆ セナさん案件
今の動きとの接点
事業場内最低賃金の引上げ(50/70/90円の3コース)とセットで、予約管理システム・決済端末などの設備投資費を助成。秋の最低賃金改定でどのみち賃上げするなら、その賃上げを「補助金の切符」に変えられる。
使うと
賃上げ原資の一部を設備投資補助で実質回収。パート・アルバイトの処遇改善の口実にもなる。
持ち出し試算
例:設備投資200万円 × 助成3/4 = 実質負担50万円+賃上げ人件費増。

北海道 賃上げ環境整備補助金2026

締切 9/30(予算上限到達で早期終了) 通常枠200万円/促進枠300万円・補助率1/2〜3/4 難易度 ★☆☆〜★★☆
今の動きとの接点
賃上げに取り組む道内中小企業の設備投資・システム導入・広報費・改装費を幅広く補助。業種限定なし。上の業務改善助成金と対象経費を分ければ併用設計も検討余地。
使うと
賃上げ率4%以上なら促進枠(3/4補助)。広報費も対象なので、インバウンド企画の販促費を乗せる筋もある。
持ち出し試算
例:対象経費400万円 × 促進枠3/4(上限300万円)= 実質負担100万円

札幌市 求人情報発信補助金(第2期)+ 北海道 人材確保支援事業

専門家派遣申込 8/28・申請 9/11/道は申請 9/15 市:上限15万円・1/2/道:事業者10万円 難易度 ★☆☆ 今すぐ動ける
今の動きとの接点
採用を予定しているなら、求人広告費の半額補助+専門家派遣(無料の求人改善アドバイス)がそのまま使える。道の人材確保支援事業は4/16〜8/15に締結済みの雇用契約が対象——今春〜夏に採用した人がいれば申請だけで10万円。
使うと
金額は小粒だが書類が軽く、採用広告の質改善(専門家派遣)という実利つき。
持ち出し試算
求人広告30万円 − 補助15万円 = 実質15万円。道の奨励金は該当者がいれば実質手取り10万円。

🟡 今後3〜6ヶ月 — 準備開始

4件

札幌市 DX・賃上げ加速化補助金

〜2027年1月頃(予算上限到達で終了) 上限500万円・補助率1/2(市内IT企業契約なら2/3) 難易度 ★★☆
今の動きとの接点
DX推進計画の策定+2027年3月末までに平均賃金3.5%以上の引上げ誓約が要件。M365・SharePoint移行を「DX推進計画」として文書化すれば乗せられる可能性が高い。守さんが進めている移行計画がほぼそのまま計画書の素材になる。
持ち出し試算
例:DX投資300万円 × 1/2 = 実質150万円(市内IT企業経由なら実質100万円)。

人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」⚠️ 今年度で終了予定

通年受付・2027年3月末で制度終了予定 経費助成 最大75%+賃金助成1,000円/時 難易度 ★★☆ 訓練前の計画届が必須
今の動きとの接点
DX・新分野展開に伴う社員研修(AI研修・語学研修・デジタルスキル研修)の経費75%+研修中の賃金まで助成。全社AI活用・Copilot展開の社員教育をこれに乗せる好機。2027年3月末で終了予定=使うなら今年度が最後。
持ち出し試算
例:AI研修 6万円×5名=30万円 → 経費助成75%+賃金助成で 実質負担 約7万円前後

小規模事業者持続化補助金(第20回)

締切 12/15 予定 上限50万円(特例で最大250万円)・補助率2/3 難易度 ★★☆ 商工会議所経由
今の動きとの接点
インバウンド少人数企画のLP・多言語パンフ・海外向け広告など販路開拓費の定番。ただし「常時使用する従業員5人以下」の小規模事業者要件を満たすかが分かれ目(北海トラベル本体の人数で要確認。グループ他社での活用も検討余地)。
持ち出し試算
例:販促費75万円 × 2/3(上限50万円)= 実質負担25万円

北海道 観光地づくり加速化補助金 + 札幌市の観光系2本(要詳細確認)

道:8/3〜10/30(予算上限型)/市:公募詳細未確認 道:上限200万円・補助率1/2 難易度 ★★☆
今の動きとの接点
道の加速化補助金は観光事業者の設備・備品(省力化・コンテンツ充実化)が対象で、市町村・観光協会等との共同計画への記載が要件。加えて札幌市に「付加価値の高い観光コンテンツ事業補助金」「観光閑散期のにぎわい創出補助金」の令和8年度ページが存在——ツアー造成に直結する可能性があるが公募詳細が未確認

🟢 中長期・通年 — 情報収集と仕込み

雇用系の通年メニュー(採用が動いたら都度発動)

通年受付 難易度 ★☆☆〜★★☆ セナさん窓口
キャリアアップ助成金(正社員化):非正規→正社員転換で最大80万円/人(重点支援対象者)。2026年度から情報公表加算20万円も新設。
トライアル雇用助成金:未経験者の試行雇用で月4万円×3ヶ月。ハローワーク紹介が条件。
特定求職者雇用開発助成金:高齢者・障害者等の雇用で最大240万円。60歳以上は2026年5月から事前の個別支援要件が追加。
65歳超雇用推進助成金:定年引上げ等で15〜240万円。複数回申請が可能になり、過去受給済みでも再挑戦できるようになった。

観光庁「コンテンツ化促進事業」— 三次公募を監視中

二次公募は6/18終了・次回未公表 400万円まで定額+超過分1/2(上限2,100万円)
今の動きとの接点
少人数カスタマイズ型インバウンド企画に最も直接刺さる制度。旅行会社自身のモニターツアー費・海外販路開拓費が対象経費に含まれる。今年度は公募終了だが、例年複数回公募+来年度継続の可能性が高く、次回に照準。

経理システム投資 × 2027年度公募(デジタル化ロードマップ連動)

投資実行は2027年度・方針確定済み
今の動きとの接点
7月に明文化された方針(ロードマップv1.5)どおり「準備は2026年度内・投資は2027年度=補助金公募に即応」。乗せ先の本命はデジタル化・AI導入補助金2027(例年1月頃スケジュール公表)。

👀 ウォッチリスト(今月は見送り・監視のみ)

  • 札幌市 賃上げ応援補助金(業務改善助成金への上乗せ・2026年秋開始予定)— 開始したら業務改善助成金とセットで検討。
  • 観光庁 インバウンド安全・安心対策推進事業(〜9/25・上限500万円)— 受入インフラ整備中心で現状の企画との相性低。
  • 中小企業省力化投資補助金 — 第7回は7/31終了。旅行業への当てはめは薄く、次回公募で再判定。
  • 札幌市 デジタル化・AI導入促進補助金(市の上乗せ枠)— 前回は2月終了・次回未定。再開されたら国の補助金と併せ技。