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月次補助金レポート
2026年10月号

北海トラベル株式会社 御中|レポート生成日:2026年10月6日(火)|調査:ほじょん

📌 今月の要点 — まず動くならこの3つ

  1. 10/30が山場。新事業進出・ものづくり補助金 第1回(18:00)とデジタル化・AI導入補助金 第6次(17:00)が同じ日に締切。デジタル化の方は第7次以降が未公表で、今年度最後の可能性がある。
  2. Photo Localは「第1回に出すか」を今週中に決める。締切は10/30で確定(先月の9/30説は延期前の情報)。最低補助額750万円〜なので投資規模1,500万円前後が目安。届かない・間に合わないなら第2回(2027年1月前後見込み)に回すのが現実的。
  3. バス2社は「働き方改革推進支援助成金」11/30締切を確認。運行管理システム等に最大3/4補助。事故防止対策支援推進事業(先着・〜1/29)と合わせて10〜11月に動く。

🔴 締切2ヶ月以内 — 要即対応

7件

2026年12月上旬までに締切、または先着順で早期終了の可能性があるもの。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回・新事業進出枠)

締切 10/30(金)18:00(あと24日)・受付は9/30開始済 新事業進出枠 最大9,000万円(賃上げ特例込み)・最低補助額750万円〜 難易度 ★★★ 専門家必須
今の動きとの接点
Photo Local(AI権利クリア写真プラットフォーム)の本命。先月号で割れていた締切は、ミラサポplusの公募案内で10/30 18:00締切と確認(当初9/30から延期)。最低補助額が従業員数に応じて750万円〜のため、補助率1/2なら対象事業費1,500万円規模の投資計画が前提。
使うと
開発・立ち上げ費の半分前後を補助で賄える。計画書づくりで市場性・収益計画が固まり、金融機関との対話材料にもなる。
持ち出し試算
例:対象事業費2,000万円 − 補助1,000万円 = 実質負担1,000万円(採択・経費認定が前提)。

デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)第6次

締切 10/30(金)17:00・第7次以降は未公表 上限450万円・補助率1/2〜4/5 難易度 ★★☆ 支援事業者経由
今の動きとの接点
M365・SharePoint移行のライセンス費・導入支援費の乗せ先。公式スケジュールでは通常枠・インボイス枠等の第6次締切が10/30、交付決定は12/10予定。第7次以降は「随時更新」で未掲載のため、今年度ラストの可能性がある。
使うと
DX移行のキャッシュアウトを最大半額圧縮。交付決定前の発注は対象外なので、これから発注する分だけが乗る。
持ち出し試算
例:対象経費100万円 × 1/2 = 実質負担50万円(枠・要件で変動)。

働き方改革推進支援助成金(業種別課題対応コース・自動車運転業務)

交付申請締切 11/30(月)17:00必着(予算到達で早期終了あり) 上限550万円(加算で最大720万円)・補助率3/4〜4/5 難易度 ★★☆ セナさん案件
今の動きとの接点
先月号で「締切未確認」だった件、11/30締切と確認。安全永楽交通・北海交通の2024年問題(拘束時間・時間外上限)対応に直結し、労務管理機器・運行管理システム・外部コンサル費が対象。バス2社向けでは最高額クラス。
使うと
拘束時間管理のシステム化を3/4補助で実現。成果目標(労働時間削減)の達成が支給条件なので、働き方改革の実行装置にもなる。
持ち出し試算
例:運行管理システム+コンサル400万円 × 3/4 = 補助300万円、実質負担100万円。

国交省 事故防止対策支援推進事業(バス2社向け)

受付〜2027/1/29・先着順(予算到達で終了) 補助額はメニュー別(公式で要確認) 難易度 ★☆☆〜★★☆ 事業者が直接申請可
今の動きとの接点
令和8年度の受付期間は7/31〜2027/1/29と確認。ただし申請総額が予算額に達した時点で終了。安全永楽交通・北海交通がそのまま対象(デジタコ・映像記録型ドラレコ等の運行管理高度化、過労運転防止機器、社内安全教育、SAS検査等)。
使うと
どのみち必要な安全投資・法令対応コストを国費で圧縮。セーフティバス認定更新の材料にもなる。
持ち出し試算
補助率・上限はメニュー別のため公式で要確認。【見立て】例年は機器取得費の1/2・上限数十万〜100万円規模のメニュー構成。

北海道 観光地づくり加速化補助金(宿泊税活用)

締切 10/30(前号情報・今回再確認できず) 上限200万円・補助率1/2 難易度 ★★☆ 市町村連携が前提
今の動きとの接点
予約管理システム・キャッシュレス・多言語対応等の整備費が対象。旅行業は市町村と観光協会等が共同策定する「観光地づくり整備計画」への位置づけが必要で単独申請は不可(今回の調査でも同条件を確認)。
使うと
インバウンド受け入れのシステム投資を半額化。自治体連携の実績は今後の観光系公募での資産になる。
持ち出し試算
例:予約管理・多言語整備200万円 × 1/2 = 実質負担100万円。

北海道 人材確保支援事業(奨励金)

対象期間〜11/15(前号情報・今回再確認できず) 就労者10〜20万円+事業者10万円 難易度 ★☆☆ 該当者がいれば申請するだけ
今の動きとの接点
対象職種に「バス運転」が明示。バス2社で対象期間内に採用したドライバーがいれば、事業者10万円+本人10〜20万円(在職31日以上で申請可)。
使うと
書類が軽く、本人にも奨励金が出るため定着インセンティブになる。
持ち出し試算
持ち出しゼロ。該当者1人につき事業者10万円+本人受給。

観光庁 観光地経営の高度化事業(人材育成補助金)三次公募

締切 10/30(金)17:00・随時採択(予算到達で終了) 補助率・上限は公募要領PDFで要確認 難易度 ★★☆ 対象該当性の確認が先
今の動きとの接点
観光地経営人材を育成するプログラム等を支援。観光庁の公募一覧で対象者に「旅行業」が明記されている数少ない公募。ただし旅行業者単独で申請できるか、補助率・上限は今回の調査では未確認(公募要領PDF内)。
使うと
インバウンド少人数カスタムツアーの企画・ガイド人材の育成費を補助で賄える可能性。
持ち出し試算
未確認(公募要領PDFで補助率・上限の確認が必要)。

🟡 今後3〜6ヶ月 — 準備開始

4件

締切が12月中旬以降、または事前手続きに時間がかかるもの。

小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>第20回

受付 11/5〜12/15 17:00・様式4発行は12/4締切 上限50万円(特例併用で最大250万円)・補助率2/3 難易度 ★☆☆ ただし従業員数要件に注意
今の動きとの接点
第20回の日程を確認。旅行業はサービス業扱いで「常時使用する従業員5人以下」が要件。北海トラベル本体の常用従業員数の数え方次第で対象/対象外が分かれる。該当すれば団体ツアーLP量産の制作・広告費に使いやすい。
使うと
LP制作外注費・広告費を2/3補助に乗せられる。
持ち出し試算
例:LP制作+広告75万円 × 2/3(上限50万円)= 実質負担25万円。

札幌市 DX・賃上げ加速化補助金

申請期間 〜2027/1/31(予定) 上限500万円・補助率1/2(市内IT企業発注なら2/3) 難易度 ★★☆ 伴走支援が必須
今の動きとの接点
先月号で割れていた申請期間は、令和8年4月〜2027年1月31日(予定)の情報を確認。要件は札幌市内本社・事業実績1年以上・伴走支援者とDX推進計画を作り終えること。M365移行・AI導入の乗せ先として、国のデジタル化補助金(10/30締切)を逃した場合の受け皿にもなる。
使うと
市内IT企業への発注で補助率2/3。DX推進計画づくり自体が社内DXの設計図になる。
持ち出し試算
例:DX投資300万円 × 2/3(市内IT企業発注)= 実質負担100万円。

人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)

通年受付・今年度限りの情報あり(要確認) 経費の75%+賃金1,000円/時+設備投資加算50% 難易度 ★★☆ 訓練計画の事前届が必須
今の動きとの接点
前号からの継続。令和8年度限りとの情報が続いており、使うなら年度内。社員のAI活用研修・予約システム研修・バス2社の運行管理DX研修が対象になり得る。
使うと
研修費の3/4+研修中の賃金まで助成。全社AI活用の底上げ研修を約1/4負担で実施できる。
持ち出し試算
例:外部AI研修 18万円 × 5名 = 90万円 → 実質負担 約20万円。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第2回

日程未発表・2027年1月前後の公募見込み 第1回と同水準の見込み 難易度 ★★★
今の動きとの接点
Photo Localを第1回に間に合わせない場合の本線。第1回採択発表(2027年1月頃)前後に第2回公募が始まる見込み(二次情報)。
使うと
準備期間を3ヶ月取れるので、計画書の質を上げて採択率を狙える。
持ち出し試算
第1回と同じ(対象事業費2,000万円なら実質負担1,000万円規模)。

🟢 通年・中長期 — 情報収集と仕込み

4件

通年受付、または次回公募待ちのもの。

キャリアアップ助成金(正社員化コース)

通年受付 重点対象者80万円/通常40万円(1人あたり・中小) 難易度 ★★☆ セナさん案件
今の動きとの接点
有期・パートの正社員化1人につき最大80万円。転換前に「キャリアアップ計画」の提出が必須なので、先に計画だけ出しておくのが定石。
使うと
正社員登用の原資を確保しつつ、転換制度の整備が進む。
持ち出し試算
例:有期→正規1名(重点対象者)= 受給80万円。

65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)

通年受付(JEED窓口) 定年引上げ15〜140万円/定年廃止 最大240万円 難易度 ★★☆ 就業規則改定が伴う
今の動きとの接点
熟練ドライバー・ベテラン添乗員の継続雇用に直結。「1事業主1回限り」制限撤廃の情報あり(未確認・前号から継続)。
使うと
ドライバー不足対策の確実な一手「今いる人に長く働いてもらう」に助成が付く。
持ち出し試算
例:66〜69歳への定年引上げで受給25〜135万円(規模・幅による)。

観光庁 コンテンツ化促進事業(次回公募ウォッチ)

一次・二次は終了・三次公募は未発表 新創出型 400万円まで定額+超過分1/2(事業費2,100万円まで) 難易度 ★★★
今の動きとの接点
「本物の北海道」少人数カスタムツアー造成に最も合う制度。今回の調査でも三次公募の情報は見つからず。
使うと
400万円までは定額補助(持ち出しなし)でツアー造成・多言語化・販路開拓ができる。
持ち出し試算
例:造成600万円 → 定額400万円+超過分1/2 = 実質負担100万円。

札幌市 付加価値の高い観光コンテンツ事業補助金

令和8年度は6/4で締切済・来年度ウォッチ 上限500万円・補助率1/2 難易度 ★★☆
今の動きとの接点
今回新たに見つけた市の制度。ツアー・体験等の観光コンテンツ造成(新規または既存のレベルアップ)が対象で、インバウンド少人数カスタムツアーと内容が合う。令和8年度分は締切済み。
使うと
市の補助でツアー造成費を半額化。国の補助との重複は不可なので使い分けが必要。
持ち出し試算
例:造成費400万円 × 1/2 = 実質負担200万円。

👀 ウォッチリスト・状況変化

  • 業務改善助成金:北海道最低賃金(1,131円)が10/1発効のため、【見立て】今年度の申請期限は9/30で終了。9月中に申請していなければ来年度へ。
  • 北海道 賃上げ環境整備補助金:9/30締切で終了(先月号🔴)。
  • 観光庁 インバウンド安全・安心対策推進事業:締切が2027/1/29に延長。ただし公募ページ上の対象者は観光案内所・観光施設・観光地店舗の運営者等で、旅行業者は対象に明記されていないと確認。候補から外す。
  • 観光庁 MICE施設の受入環境整備事業(二次):10/30締切・対象に旅行業を含むが、MICE施設側の受入環境整備が主眼。自社が施設を持たないため見送り。
  • 中小企業省力化投資補助金(一般型):第6回は5/15で終了。次回公募はミラサポplusでウォッチ。
  • 商用車等の電動化促進事業(EVバス)/地域一体の観光産業効率化支援:前号から変化なし。車両更新計画・宿泊側パートナーができたら再浮上。